施設・設備
SFCには、学生の学習と研究活動を支援する充実した施設、設備、サービスなどの基盤(インフラストラクチャー)が整っています。
湘南藤沢メディアセンター(図書館)
看護医療学図書室
看護医療学図書室は、医学、看護学分野の専門資料を豊富に所蔵しています。
キャンパスネットワークシステム(CNS)
SFCでは、1,000台を超えるコンピュータがキャンパスネットワークシステム(CNS)に接続され、研究・教育の場で幅広く活用されています。学生は、CNS上に自分専用のファイル空間(情報の格納場所)を所有しており、提供されている商用データベースやアプリケーションソフトを使い、電子メールでの友人や教員との情報交換、Webページの閲覧、写真・動画・音像を取り込んだWebページの作成など、さまざまな活動を行うことができます。
また、教室・研究室・メディアセンターでは、情報コンセントや無線LANに自分のノートPCを接続してCNSを利用することもできます。さらに、自宅からCNSに接続する機能も提供されています。
研究棟
講義室棟も兼ね備えるκ・ε・ι・ο・λの5つの研究棟がキャンパスの中心に並び立っており、加えて、Δ・Ζ・νはキャンパス内各所に独立した研究棟として設置されています。これら8つの研究棟には、専任教員の個人研究室や各専門分野の共同研究室があり、各研究会に所属する学生の研究拠点になっています。
特別教室
研究・講義棟であるλにある特別教室には、キャンパスネットワークシステム(CNS)に接続されたコンピュータが並び、プログラミング科目や1年生の多くが履修する情報基礎の授業などで利用されるほか、授業のない時間は自由に使用することができます。
24時間キャンパスであるSFCには、「残留」という言葉があります。学生は、昼夜を問わずキャンパス内で課題や研究に取り組み、「残留場所」としても利用される特別教室は、深夜まで明かりが消えることはありません。
BYODについて
滞在型教育研究施設(βヴィレッジ)
学生や教員、研究者が寝食をともにしながら研究に打ち込むための滞在型教育研究施設。通称βヴィレッジ。SBCプロジェクトにより、滞在棟1~4、教育研究発表棟、研究実験棟、パビリオン、DFF-Wが運用されています。
国際学生寮(Ηヴィレッジ)
キャンパス内に位置し、ハウスと呼ばれる4つの居住棟(パプリカ、ターメリック、ローズマリー、バジル)と1つの共用棟(ソルト)によって構成される国際学生寮。5人ユニットを中心とし、多様な背景を持つ仲間との共同生活を通じて、「暮らしながら学ぶ、学びながら暮らす」を実践します。共用棟の食堂は寮生以外もランチ利用が可能です。
ファブキャンパス
SFCでは、多彩なファブリケーション機器を分散配置し、キャンパス全体をスマートな「循環型」ファブリケーションの実験場として推進しています。
●メディアセンター:ファブスペース(3Dプリンタ、レーザーカッター、デジタル刺繍ミシンなど)
●Ζ館:DFF-M(金工の工作施設)
●ο館:IoTデバイス(電子工作・ロボット)
●βヴィレッジ:DFF-W(木工の工作施設)、建築、アトリエ
スタジオ
メディアセンター地下1階には撮影、録音、音響編集ができるスタジオがあります。撮影スタジオには大型ライトや画面合成素材撮影用にクロマキーカーテン(白・黒・青・緑) があります。音響スタジオでは編集ソフトを使ってレコーディングや編集・加工作業をすることができます。
体育館・ジム
1階はウェイトトレーニング(マシン、フリーウェイト、エアロバイク)を主体とした各トレーニング場のほか、柔道場、剣道場などがあります。2階にはアリーナ(バレーボール、バスケットボール、バドミントン、フットサルなどが可能)とフィットネスルーム(ダンス、卓球などが可能)があり、体育の授業や、公認学生団体の活動で賑わっています。そのほか、シャワー室や更衣室などの設備も整っており、心身のリフレッシュに活用しています。
グラウンド
グラウンドでは、サッカー、ラグビー、ソフトボールをはじめ、ニュースポーツと言われるアルティメットやタッチフットボール等をしている学生の姿もあります。体育館同様、体育の授業や、公認学生団体の活動で賑わっています。
テニスコート
テニスコートは4面あり、授業が行われていない時間帯はサークル活動だけでなく、個人で利用することもできます。
学生食堂・売店
キャンパス内には、学生が利用できる全5箇所の食堂(カフェテリア)と、売店(生協購買部・コンビニ)があります。その多くはΣ館(厚生棟)にありますが、看護医療学部、ソルトハウス(Ηヴィレッジ内)、鴨池を臨む学生ラウンジにもそれぞれ施設があります。また、日によってはキッチンカー等で昼食を楽しむこともできます。
鴨池ラウンジ
「鴨池ラウンジ」はΣ館(厚生棟)地下1階に、39席からなる個人席エリアと、55席からなる小規模なグループ席および自由な着座が可能なひな壇ソファなどで構成され、最大100人程度が利用できるスペースです。個人で休息をしたい場面、数人のグループで議論をしたい場面など、さまざまな状況に対応できるように多様なシチュエーションを用意しています。
学生ラウンジ・鴨池テラス
"鴨池"に臨む学生ラウンジには「サブウェイ」が入店しており、朝から夜まで多くの学生が集う憩いの空間になっています。ラウンジの屋上には鴨池テラスがあり、鴨池の景色を楽しみながらリラックスすることができます。
ガリバー池(鴨池)
正式名称はガリバー池ですが、学生の間では鴨池という名で親しまれています。この通称の由来は、キャンパス開設当初に譲り受けた4羽の鴨を放したところ、渡り鴨が次々と訪れるようになったことによります。学生たちは、休み時間や昼下がりに、池のほとりの芝生で昼食をとったり日向ぼっこをしてくつろぐことを、「カモる」と表現しています。キャンパス内どこにいても無線LANによるインターネット利用が可能なため、天気のいい日は「カモり」ながらノートパソコンを開く学生の姿が多く見られます。