SFCスピリッツ
トモダチ
志村雄彦さん
プロバスケットボールプレイヤー 仙台89ERS #4
2005年環境情報学部卒業
私は、昨シーズンから故郷である仙台でプロバスケットボール選手としてのキャリアをスタートさせました。3年間在籍した東芝を退社して、昨年の6月にbjリーグ仙台89ERSの一員になりました。午前中は会社勤務、午後からバスケットの練習という生活から、1日中バスケットに向き合える生活はとても新鮮。幸せな時間を過ごさせてもらっています。もちろん、安定した会社員から不安定なプロの世界に飛び込むには、不安や迷いもありましたが、好きなバスケットボールを仕事に出来るこのタイミングでの「決断」には後悔はしていません。環境の変化には苦労しましたが、振り返ってみても充実した日々を送ることが出来ました。どんな環境でも、環境に対応して自分自身の最高のパフォーマンスを発揮できるそんな強い選手になるのが今の目標です。10月から開幕するリーグでの優勝が今年の目標ですが、個人としてもステップアップさせた姿を全国のみなさんに見ていただきたいと思います。
学生時代を思い返してみると、SFCと日吉を往復する生活が思い返されます。在学中は朝からの授業と夕方からの体育会の練習と忙しく(移動?)していました。塾は私に多くの事をもたらしてくれましたが、一番大きなものは何事にも代えられない「友人」でした。目指すものも歩む道も違う友人に出会えたことが私にとって財産でありますし、彼らから受ける刺激は自分を支えるものでもあります。社会に出て5年目。卒業後に入社した会社でキャリアを積んでいたり、新たな道を切り開いたり、学び舎に戻ったりと歩む道は違います。しかし、お互いを刺激し合い自らを成長させる関係であります。そんな仲間は私の宝です。在校生のみなさんも今いるパートナー・仲間を大切に、学生生活を充実したものにしてください。ぜひ、生でbjリーグも見に来てくださいね。
(掲載日:2009/09/30)