SFCの現場
清木康研究室
研究領域キーワード
感性情報、データベース技術、マルチメディア
どのような研究をしているのですか?
マルチメディアや時空間情報を扱ったデータベースの構築や応用についての研究を行っています。最近は音楽の感性情報を扱った研究が盛んですが、それだけではなく、地図情報や色彩情報を扱った研究を行っている学生もいます。
また、所属している学生がそれぞれに個人で決めた内容について研究を進めるべく、ディスカッションや国内外の学会に投稿することで切磋琢磨し、研究内容を深めています。
研究室の一日を教えてください
毎週自分のペースで研究やシステムの実装を進め、金曜日に進度確認を行ったり、先生とのディスカッションによって研究を進める、というのが主でしょうか。もちろんそのための基礎研究として輪読やSQLの講習会も行っています。ディスカッションが白熱した時には、気がつけば10時前、ということもあります。また、学会への論文投稿も積極的に行っているので、その際には内容をさらに詰めるべく、帰宅してからも自宅からSkypeでディスカッションを行うこともあります。
先生はどんな方ですか?
SFC-SFSにおいて、「いつもニコニコ」と書かれるほど笑顔の絶えない親しみやすい方です。しかしその一方でデータベースに限らず様々なことに造詣が深く、データベース以外の観点からも学部生の研究を非常に熱心にサポートしてくださいます。授業内のディスカッション等では目を輝かせながら、ほんとうに楽しそうにデータベースについて熱く語ってくださる素晴らしい先生です。
研究室ならではのキーワードはありますか?
キーワードというわけではありませんが、ディスカッションなどで研究がいい方向に進んでいたり、いいところに着目していたり、よいアイディアが生まれた際に、清木先生はよく、「深いねえ」と満面の笑みで褒めてくださります。
先生から「深いねえ」の一言を頂いた研究は学会発表でも有意義なコメントをよくいただくので、学部生の間では、研究を進めるうえでのある種のバロメータになっています。
リポーター
環境情報学部4年 桐本篤さん
(掲載日:2009/10/06)
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