MENU
Magazine
2010.05.25

今井むつみ研究室

SFCの現場

今井むつみ研究室

研究室の研究領域キーワード

認知科学、認知心理学、認知獲得、概念変化

どのような研究をしているのですか?

今井研究室では発達言語学、認知心理学、認知科学の観点から様々な研究を行っています。大きく分けて言語班、教育班の二つの班があります。言語班では、認知のメカニズムを追究するため、言語認識に関する実験や、加齢に伴う子供の言語認知の変化を調査する実験をおこなっています。また、教育班では、よりよい学びを目指し、特に子供の概念変化を目標として、科学、数学教育カリキュラムのデザインを研究しています。

研究室の一日を教えてください。

今井研究会は木・金5限(2010年度春学期は月・火5限)に開かれます。個人研究発表、輪読、ディスカッションで学生の様々な興味と、先生の広く深い見識の織りなすコラボレーションにより和気藹藹としつつもアカデミックな授業が展開されています。年に何度か外部の研究職の方の講演もあります。また、言語班は玉川大学に脳波やfMRIの実験調査に行ったり、教育班は東高円寺の東京コミュニティスクールに実験に行ったりするので、アクティブな一面もあります。

先生はどんな方ですか?

今井先生は、研究分野に対する深い知識から、授業内でもしばしば生徒の考察や海外の研究者の論文に対して的確なコメントをくださいます。また、自家栽培の薔薇や家猫に注ぐ愛情の強さは、研究に対する情熱とも根源を同じくするものでしょう。薔薇のお茶は学生たちにもふるまってくれます。私もいただいたのですが、香りがよく、とてもおいしかったです!

研究室ならではのキーワードはありますか?

「笑い」
今井研究室では授業中でも「笑い」が絶えることがありません。かといって研究に対して不真面目であることは決してありません。そして言語班・教育班という区分の壁はなく、友好関係が広がっています。雰囲気も和やかで、仲良く、楽しく研究活動をしています。

「アクティブ」
また、今井研究室はとにかく「アクティブ」です。研究室で行うような座学にとどまらず、言語班、教育班ともに実際に実験をおこなうために外部によく行きます!!座学だけでは退屈だという学生はぜひぜひ今井研究室へ!!

→今井むつみ研究室
→教員紹介ページ

リポーター
環境情報4年 山崎智仁さん
総合政策3年 鈴木隆一さん

(掲載日:2010/05/25)

→アーカイブ