スゲング リオ J.
故郷ジャカルタでビジネスを手掛けるために
「IT」と「経営学」の研究に取り組んでいます。
スゲング リオ J. Rio Jordanto Sugeng
学部:環境情報学部2年
出身校:SMAK 5 PENABUR[インドネシア]
入学年度:2012年
インドネシアには、自動車やバイク、家電など日本製のプロダクトがたくさんあり、小さい頃から日本を身近に感じていました。留学生支援も行っている「日本学生支援機構JASSO」に相談すると、いくつか大学を薦められたうちの1つにGIGAプログラムがありました。SFCは、日本語と英語が学べ、日本人の学生とも交流できる環境に惹かれました。
今は英語、日本語、どちらの語学もかなり上達したと思います。入学当初は、日本語についてはあいさつぐらいしかできなかったので、周りの人ともなかなか馴染むことができませんでした。このままではダメだと思い、授業やサークルにも一生懸命取り組むことで、周りの人が声をかけてくれるようになり、自然と友人も増えていきました。SFCは自分から積極的に取り組めば、受け入れてくれる土壌があります。この2年間で、失敗を恐れずにチャレンジする大切さを学んだように思います。
経営に関することを、深く学びたいと思い1年次から研究会に。
現在は、ITと経営学を中心に勉強をしています。ITは個人的に好きなジャンルなので、1年次はphytonなどの3つのプログラミング言語を習得し、2年次からはC言語の授業を履修。経営学は、将来故郷のジャカルタでビジネスを立ち上げるために、1年次の後期から國領研究会に入り、研究テーマにも着手。研究会に入るには少し早いといわれたのですが、僕としては、経営について深く学びたいという強い思いがありました。毎週行っているハーバード大学の研究記事の輪読では、発表や質問などを英語で行うので、英語の勉強にも最適です。卒業後は、まずは日本の企業へ就職し、仕事の基礎を学び、そこでネットワークを広げて、その後はグローバルな世界で活躍するのが、今の目標です。