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社会問題を分かりやすく伝えるために、
お笑いと政治番組を研究しています。

高松 奈々 Nana Takamatsu
学部:総合政策学部2年
出身校:私立フェリス女学院高等学校[神奈川県]
入学年度:2012年

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社会問題を分かりやすく伝えることをめざして、お笑い芸人をしています。距離を置いてしまいがちな政治も、笑いながら考えることで敷居が低くなるのではないでしょうか。
視聴者の方が当事者意識を持てる政治バラエティ番組を作るために、何が必要なのかSFCで探っています。2年生から日本政治外交の研究会に入り、春学期は政治全般を勉強し、秋学期から政治番組の変遷を研究しました。
SFCでは、実践的な授業も多くあり、お笑いの活動にも非常に役立ちます。「出版編集技術」という授業では、毎回新ネタを披露。他の学生は執筆してきた小説や雑誌記事などに、元編集者である先生からアドバイスをいただきますが、私の場合は、台本では分かりにくいとなり、授業の最初にネタを見せるのが恒例になりました。評価のポイントがプロのお笑い作家さんとは違い、同世代の人からの素直な感想がとても新鮮でした。このときの先生のアドバイスをテレビ収録でやったところ、ものすごくウケました。

AO入試の面接で、先生にいただいた言葉に感銘。

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SFCはAO入試で受験しました。面接では、先生方にネタを披露し、最後に「今日このような場でやるのは失礼じゃないかと思い、最後まで悩みました。でも自分の思い、そして今後社会に対して一石を投じるような活動をやっていくという決意を込めて、挑戦しました」と、芸に込めた想いをお伝えしました。お叱りを受けると思っていました。でも、「君はもっと自信をもったほうがいい。自分の得意なコミュニケーションツールを使うことはいいことだから、これからも頑張ってください」と、先生方は感想と拍手をくださって。そのメッセージには感銘を受けました。他の大学も合格しましたが、迷わずにSFCに決めました。SFCは、幅広い分野を学べ、いろんなことに秀でた学生が多いので、ネタに困ることはありません。こんなに楽しい大学はないと思います。