初日の7月6日(土)に開催されたウェルカムセッションでは、高校生らは緊張した面持ちで自己紹介を行いましたが、セッション終了後にはすぐに打ち解け、研究室訪問や七夕祭見学を楽しみました。「七夕」という日本の夏の風物詩と大学祭が融合したイベントである七夕祭は、海外の高校生にとっては特に印象深かった様です。
(撮影:井上悟)
7月7日(日)には、高校生らはグループに分かれて、SFCから程近い、横浜と鎌倉を見学しました。 今回が初めての日本訪問となる高校生も多く、鎌倉では神社や寺院などの歴史的建造物、横浜では中華街や公園、美術館などを、皆興味深く見学しました。
サマーキャンプの後半2日間、7月8日(月)と7月9日(火)には、高校生は、未来のITをテーマにしたワークショップ、“Future of IT Workshop” に参加しました。ワークショップでは、教員や大学院生の指導の下、最新型のセンサーシステムを構築し、そこから得られた情報をオンラインでどう配信するか、という実験に熱心に取り組みました。また、ソーシャルネットワーキングサービスの分析を行い、その実践と可能性についても理解を深めました。参加高校生らは、これからITがどのように進化していくのかということを、このワークショップを通じて学び、最終日にはグループに分かれて学部長や教職員の前で発表をしました。
プログラム期間中、本学の在学生が参加高校生をサポートし、お好み焼きの夕食やフードコートや回転すしでの食事や横浜、鎌倉ツアーなどを通じて、親交を深めました。
連日猛暑の4日間ではありましたが、参加高校生24名全員、元気な笑顔で、最終日の7月9日(火)に行われた閉会式に参加し、無事にサマーキャンプは終了しました。高校生らは、SFC、慶應そして日本について深く学び、多くの楽しく刺激的な思い出と共に、SFCを後にしました。
発信者: 湘南藤沢事務室総務 (広報)担当