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2013.10.31

総合政策学部中室牧子准教授が「日本教育社会学会国際奨励賞」を受賞

日本教育社会学会第65大会において、中室牧子准教授が国際奨励賞を受賞いたしました。日本教育社会学会とは教育社会学の発展と普及を目的とした学術団体です。

毎年秋に研究大会を開催しており、テーマごとの部会に分かれ、一般研究発表が行われています。今回中室准教授は、研究発表した論文において優れた研究成果を積極的に日本語以外の言語で日本国外に発信していることが認められ、受賞となりました。

中室先生

中室牧子准教授のコメント   

今回、共同研究者の乾友彦教授(日本大学経済学部/RIETI)とともに収集した大規模な双生児データと教育経済学的な手法を用いて、日本の教育の収益率を推計した論文"Estimating the Returns to Education Using a Sample of Twins - The Case of Japan-"(RIETI DIsucussion Paper, 12-E-076)に対して日本教育社会学会、国際奨励賞を受賞しました。

当該論文は、朝日新聞2013年1月10日教育面でも大きく取り上げられ、一般にも、教育を投資と考えた場合のリターンがどの程度あるのかという問いに対して関心が高いことが伺われます。当該論文の作成にあたり、サポートしてくださった経済産業研究所「サービス産業に対する経済分析:生産性・経済厚生・政策評価」プロジェクトおよび文部科学省科学研究費助成事業科学研究費補助金/基盤研究A「非市場型サービスの質の評価と生産性の計測」(研究代表者:廣松毅情報セキュリティ大学院大学教授)に感謝申し上げます。

日本教育社会学会