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2014.07.09

時間学セミナーin慶應「スポーツの認知神経科学」開催

スポーツは、競技者の巧みな身体操作能力と鋭敏な知覚・認知能力のもとに成り立っており、そこには、最新鋭の情報処理やロボット制御技術でも及びもつかない巧妙な振舞が溢れています。

このたび、SFCの牛山潤一研究会・加藤貴昭研究会は、山口大学時間学研究所と共同で、「スポーツ」をキーワードにした下記のセミナーを開催することになりました。

心理物理学、神経生理学、神経解剖学、リハビリテーション科学などの領域で活躍する気鋭の研究者から、認知神経科学に関わる最新の話題を提供していただくとともに、スポーツをヒントにした未来の認知神経科学の発展や、認知神経科学の成果をスポーツ現場へと活かすための新たな方法論や研究領域を構想していくための議論・交流の場としたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております (入場無料・事前登録不要)。

 

時間学セミナー in 慶應『スポーツの認知神経科学―身体運動、知覚、そして時間―』

場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎 シンポジウムスペース

日時:2014年8月11日(月) 13:30~18:00

主催:慶應義塾大学SFC 牛山潤一研究会・加藤貴昭研究会、山口大学時間学研究所、科研費基盤研究A「身体知覚の時空間的適応性の神経機序」(25242058)

共催:慶應義塾大学SFC研究所、日本時間学会、新学術領域「こころの時間学」

後援:山口大学国際戦略室、共同通信社 山口支局、読売新聞西部本社

 

プログラム:

第一部 (スポーツのための認知神経科学各論)

・「脳と筋のシンクロニー―生理学的視点からみたスポーツによる神経可塑性―」牛山 潤一 (慶大)

・「スポーツと脳構造」荒牧 勇 (中京大)

・「意識にのぼらない機械じかけの運動学習プロセス」春日 翔子 (慶大)

・「ベイズ推定―ヒット率を最大化する脳の方略」宮崎 真 (山口大)

第二部 (野球を認知神経科学する)

オーガナイザー:加藤 貴昭 (慶應義塾大学)

話題1:「本当にボールは”止まって見える”のか?運動が知覚に影響を与えるメカニズム」羽倉 信宏 (UCL)

話題2:「バッティングスキルの発達―神経科学的視点から―」中澤 公孝 (東大)

 

問い合わせ先:

慶應義塾大学SFC 牛山研究室 (0466-49-3525 内線53325)/加藤研究室(0466-49-3629 内線53327)

山口大学時間学研究所(倉増:083-933-5848)、宮崎研究室(083-933-5634)

チラシ_時間学セミナーin慶應-1.pdf