慶應義塾大学総合政策学部、環境情報学部、大学院政策・メディア研究科(以下、湘南藤沢キャンパス)と熊本県水俣市は、「知」の連携を進め、新しい価値を創造し、まちづくり及び教育・研究活動の発展を図るため、連携・協力に関する協定を締結しました。
水俣市は「世界の再生モデル・環境首都」として、世界の公害問題などの課題解決に貢献する役割を果たすべく、「知」が集い、繋がり、今までにない新たな「知」を創り、発信する、産学官民のネットワーク「水俣環境アカデミー機構」(仮称)を設置します。
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスは平成25年度から水俣市において、ASEAN諸国の大学と本校学生が水俣に集い、これからの環境共生型の地域振興を考えるフィールドワークプログラム「アジアの進出課題解決に向けたエビデンスベースドアプローチ(EBA)大学コンソーシアム」の現場演習を実施しています。
水俣市の先駆的な地域環境問題・再生の取り組みに関する「知」の集積と、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの多様な分野にわたる、実社会に活かされる世界最先端の「知」の集積を融合し、さらなる世界への貢献を目指します。
2月23日に熊本県の水俣市役所にて、水俣市の西田 弘志市長、大川 末長市会議長、村井 純環境情報学部長が出席し、協定調印式が行われました。
発信者:湘南藤沢事務室 総務(広報)担当