慶應義塾大学SFC研究所は茅ヶ崎市などと共同での産学官民が連携し、各々が持つ知恵や能力を出し合いながら、豊かな長寿社会を実現するために必要な民間サービス、市民活動、行政サービスを創出するため、豊かな長寿社会コンソーシアムを設立することになりました。
3月20日(金)には、茅ヶ崎市役所にて豊かな長寿社会コンソーシアム協定締結式が行われ、当日は、服部信明茅ヶ崎市長、SFC研究所上席所員で環境情報学部長補佐の秋山美紀准教授、東京大学高齢社会総合研究機構大方潤一郎機構長、文教大学大学院国際協力学研究科藤井美文研究科長、茅ヶ崎商工会議所山口利通会頭、茅ヶ崎医師会丸山徳二会長が参加しました。
今後、コンソーシアムでは当面以下の活動を中心に行っていく予定です。
- セカンドライフのプラットフォーム (高齢期における社会参加の仕組みづくり) 生涯現役社会を実現するために、高齢者と生きがい就労や市民活動、生涯学習活動をマッチングするためのワンストップ窓口を27年度に開設します。
- 在宅医療の推進 住み慣れた地域で必要なケアを受けつつ、自分らしい生活をおくることができる社会を実現するために、在宅医療の体制整備を推進します。
- ライフステージに応じた住み替えの仕組みづくり 高齢者が健康時から適切な住まいに住み替え、高齢者が所有していた持ち家を子育て層の住まい等として活用するための仕組みを整備します。
- 放課後の学びの場の創出 高齢者が講師となり、学びや体験を提供する魅力ある学童保育を民間事業者のビジネスモデルとして27年度に設置することを進めます。