9月9日、湘南藤沢キャンパス（SFC）の隣接地に建設予定の医療法人社団健育会 湘南藤沢記念病院の開設に向けた記者発表が、藤沢市総合防災センターで行われました。
記者発表は鈴木恒夫藤沢市長、病院の開設者である医療法人社団 健育会の竹川節男理事長、國領二郎慶應義塾常任理事の挨拶に続き、病院計画の内容が説明され、活発な質疑応答ののち、終了となりました。
湘南藤沢記念病院を運営する医療法人社団健育会とＳＦＣの総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部および大学院政策・メディア研究科、健康マネジメント研究科は、2014年10月に新病院および周辺地域において、豊かな長寿社会づくりに資する研究・臨床応用・教育を遂行する事を目的とした「研究・教育に関する協定」を締結しています。
「健康・高齢社会、抗加齢研究」「漢方・東西統合医療ビッグデータ構築」「ヘルスインフォマティクス」に関する連携領域において、健育会は臨床応用・医療サービス提供・教育支援を、SFCは基礎研究・応用研究をそれぞれが役割分担して推進していきます。この協定内容の実現に向けたスペースが健育会との連携により新病院内に用意される予定です。
新病院の北側に位置する看護医療学部においても、両者の持つ知見を生かして看護および介護・医療に関する教育研究連携や訪問看護などの地域医療サービスの向上が期待されています。
湘南藤沢記念病院は、地上5階、延べ床面積15412.6㎡の規模で、病床数230床と内科、外科、整形外科、眼科、皮膚科、リハビリテーション科、放射線科などの診療科が設置され、平成29年10月頃の開設を予定しています。