『感性とデジタル製造を直結し、生活者の創造性を拡張するファブ地球社会創造』は、文部科学省および科学技術振興機構「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」に採択された、慶應義塾大学、明治大学、関西学院大学、山形大学、情報科学芸術大学院大学、産業技術総合研究所等が連携して推進する研究プロジェクトです。
これまでの万人向けに大量生産された規格品をそのまま受け入れるだけの受動的消費社会ではなく、個人が自らの感性を発揮してものをつくり、それらを使うことで満ち足りた生活を送ることができる「創造的生活者」となり、さらにはインターネットを通じてデジタルものづくりに関する知恵や技法を自由に交換・共有し、連帯を深める「ファブ地球社会」の実現を目指して研究を進めています。
このたび、研究活動の中間報告と国内外のキーパーソンとの交流を兼ね、誰でも参加できる第2回シンポジウムを開催する運びとなりました。前回第1回での招待講演「ユーザーイノベーション:消費者から始まるモノづくりの未来」のテーマを引き継ぎ、「いま、わたしたちに必要なオープンイノベーションとは」を全体テーマとして掲げ、デジタルものづくり分野における市民・大学・企業・政府を横断した試みや、多様な現場への3Dプリンタの設置、個の感性の発揮などについて議論します。
詳しい開催趣旨や予定されている登壇者は、フライヤー(PDF)およびWEBサイトをご参照ください。
なお、3月3日(木)~3月4日(金)に同会場で開催される「第2回国際デジタルファブリケーション学会」にも同時にお申込みいただけます。(国際学会への参加は有料、講演はすべて英語となります。シンポジウムのみの参加は無料。)
参加のお申込みはこちら。
開催概要
正式名称:第2回 ファブ地球社会/創造的生活者シンポジウム
主催:感性とデジタル製造を直結し、生活者の創造性を拡張するファブ地球社会創造拠点
(文部科学省Center of Innovationプログラム)
日時:2016年3月5日(土)| 10:00-12:00(研究展示) | 13:00-17:30(シンポジウム)
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 西館(予定)
参加費:無料(参加申込みはこちら)*国際学会への参加は有料、講演はすべて英語となります。
問い合わせ先: ファブ地球社会創造拠点研究推進機構 fabearth@sfc.keio.ac.jp
発信者:湘南藤沢事務室学術研究支援担当