総合政策学部、環境情報学部および大学院政策・メディア研究科と国立大学法人山形大学農学部および大学院農学研究科(以下「関係学部」という)は、関係学部の学生が相手先大学の授業科目を履修し,単位を修得することを認めること,また当該大学大学院の学生が相手先大学の大学院において必要な研究指導を受けることにより関係学部間の交流と協力を促進し,関係学部の教育研究の充実に資することについて合意に達し、協定を締結しました。
3月15日に、山形県鶴岡市先端研究産業支援センター(鶴岡メタボロームキャンパス)レクチャーホールにおいて、単位互換に関する協定調印式が行われ、山形大学より夏賀元康農学部長/大学院農学研究科長、小沢亙食料生命環境学科長、慶應義塾大学より先端生命科学研究所 冨田勝所長、金井昭夫環境情報学部教授らが出席しました。
2015年7月に、慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパスバイオラボ棟に隣接する、鶴岡市先端研究産業支援センター(鶴岡メタボロームキャンパス)内に、鶴岡工業高等専門学校のK-ARC(Kosen-Applied science Research Center)が開設され、高専の学生(主に専攻科生)と慶應義塾大学の学生が地理的に大変近くなり、2016年4月より単位互換制度に基づく共通の授業を受けられる予定になっています。今回ここに山形大学農学部とも同様の協定を結ぶことによって、鶴岡市内の3つの高等教育機関の学生たちが共通の授業を受講できることになり、学生間の交流が深まることが期待されます。
2016年度春学期(前期)は、慶應義塾大側からは「ゲノム分子生物学1」が、山形大学側からは「食品衛生学」と「クリーンエネルギー利用論」が単位互換科目となる予定です。それぞれの研究機関の特色を生かし、より幅広い学習環境が提供されるための第一歩となることが見込まれています。
慶應義塾大学
発信者:湘南藤沢事務室総務(広報)担当