米山 万智さん(総合政策学部3年)らが、3月4日東京都内で行われた「ジュニア・アカデメイア」第一期生による初めての政策提言発表会で、ジュニア・アカデメイア賞を受賞しました。
ジュニア・アカデメイアは、経済や行政など各界の有志でつくる「日本アカデメイア」が、将来の日本を担う若者を育成する目的で2015年秋に設立され、志のある大学生・大学院生が主体となって、日本が直面する解決困難な課題について学び、考えることを主眼としている団体です。
米山 万智さんらのグループは「働きやすい社会」をテーマに、仕事と育児の両立を目指し、子どもが生まれた時点で父母にそれぞれ育休ポイントを支給し、育児で休んだ時間に応じてポイントが減っていく「カスタマイズ育休制度」を政策提言として発表し、みごと最優秀賞にあたるジュニア・アカデメイア賞を受賞しました。
米山 万智さんのコメント
ジュニア・アカデメイアのメンバーにならないかと言われた時、自分だって意識が高いわけじゃないし……と思っていました。しかし、活動を通して自分たちが思っている以上に、私達の意見は世間で重要視されているということに、気がつきました。私たちの多くは、意見を言うためには絶対的な知識が必要であると勘違いしているかもしれません。しかし、今、求められてるのは、知識で凝り固まっていない私たちの意見、世の中に対する素直な「想い」です。もちろん知識も大切ですが、どういう社会にしたいのか、どういう未来を描きたいのかという想いを持って、もっと大きなビジョンに目を向けて、頑張らなきゃいけないんだなと思いました。
SFC生として与えられた学ぶ環境の豊富さに感謝しながら、ラスト1年間、悔いのないようにがんばります!