5月14日(土)に行われた日本選挙学会において、総合政策学部 清水唯一朗准教授が優秀ポスター発表において、学会賞「優秀ポスター」を受賞しました。
日本選挙学会は、選挙ならびにそれに関する研究及びその研究者相互の協力を促進し、あわせて外国の学会との連絡及び協力を図ることを目的とする学会です。
日本選挙学会賞は、会員相互の研究交流の促進と広い意味の選挙研究の発展を目的として2009年度創設されました。 学会賞には、研究会のポスターセッションにおける会員の優れた研究発表を対象とする「優秀ポスター」、研究会における会員の優れた論文報告を対象とする「優秀報告」、『選挙研究』に掲載された会員の優れた投稿論文を対象とする「優秀論文」の3つの賞が設けられています。
清水准教授はこの学会の2015年研究大会において「選挙区はどう作られたのか-近世・近代の連続・非連続から考える」と題して発表し、これまでにないアプローチを評価されての受賞となりました。
清水准教授のコメント
まもなく選挙の季節です。不思議なことに、私たちは必ずいずれかの「選挙区」に属して、そこで投票を行います。この枠組は、いつどうやってできたのでしょうか。そんな素朴な疑問から研究をはじめたところ、なんとも面白いテーマであることがわかりました。
選挙区を空間的な「制度」として捉え、その連続、非連続から日本の政治文化の生成を明らかにしていく。文献や世論調査ではない、新しいアプローチのはじまりを評価していただけたことをとても嬉しく思います。こうしたアイディアの種をたくさん与えてくれるこのキャンパスに感謝、感謝です。
日本選挙学会ウェブサイト(2015年度の受賞については未記載)