未来構想キャンプ【滞在型】が、未来創造塾滞在棟1にて開催されました。
未来構想キャンプは、はじめて出会ったもの同士が多様な知識や知恵を出し合い、未来につながる「実行力」について体験的に考えるための場として企画されたワークショップです。キャンプに集った仲間たちと、答えの決まっていない問題に向き合いながら、コミュニケーションをとることで、柔軟な発想やヒラメキが生まれます。
6回目を迎えた今年は、初の試みとして1泊2日の滞在型ワークショップ「協奏型ロボット・デザイン ワークショップ ~人とロボットの「間」と「返し」~」を開催しました。
当日は全国から集まった15名の高校生が、担当教員やSFC生と共にそれぞれが主体的にロボット Pepperとの漫才の制作に取り組み、夜を徹して、構成からプログラミングまで行い、チームごとにユニークな「人間とロボットの漫才」を発表しました。仲間たちと出会い、交流を生みながら、SFCならではのものの見方、考え方に触れ、未来に向かって一歩踏み出す二日間になりました。
従来型の one-day キャンプを「未来構想をプロトタイピング」するキャンプとするならば、滞在型の未来構想キャンプは、その先を見据えた「リアルに未来を創造」するキャンプという位置付けになるでしょう。
この未来構想キャンプでの出会いをSFC の研究プロジェクトのインターンシップに発展させ、「未来構想キャンプ・フォローアッププログラム」がスタートします。参加者の一部が未来構想キャンプ【滞在型】を担当した教員の研究会(ゼミ)にインターンとして参加し、キャンプ終了後から2017年3月まで担当教員やSFC生の指導、助言を受けながら、自らの課題に取り組みます。
(撮影:竹松明季)
発信者:湘南藤沢事務室 総務(広報)担当