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2016.11.11

鳴川肇研究室「オーサグラフ」が2016年度グッドデザイン大賞を受賞 

グッドデザイン大賞受賞A.jpg政策・メディア研究科 鳴川肇 研究室が、2016年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました。
2016年のデザイン・オブ・ザ・イヤーにあたるグッドデザイン大賞は、グッドデザイン賞の審査において高く評価され、かつ多くの生活者から支持を得たデザインに贈られます。
 
大賞候補6点は、今年度のグッドデザイン賞全受賞作1,229件の中で、特に優れたデザインとして位置づけられている「グッドデザイン・ベスト100」の100点から、審査委員が、人とものごととの新しい関わり方や、社会における新たな仕組みづくりに挑んだ先駆性などの点をふまえて選出されました。グッドデザイン大賞候補6点に対して、「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」展への来場者による投票と、グッドデザイン賞審査委員、今年度グッドデザイン賞受賞者による投票を実施して、合計で最多得票数を得た1件がグッドデザイン大賞に選出されます。
 

鳴川肇准教授のコメント

 
大変光栄に思っております。
明快なデザインプロダクトとちがい、今回受賞しました世界地図図法は地味ですし、少なくとも数分間の説明を要します。そんなわかりづらいデザインが大賞を受賞できたことに驚きを感じています。
 
この受賞に先立ち開催された展覧会「みんなで選ぶ大賞展」(東京丸の内)は、一般投票も兼ねた展覧会でしたが、この会場で鳴川研の学生たちが熱心に解説員となって来展者に説明をしてくれました。
 
審査結果からもわかるように最終審査は接戦でした。次点作品「東京防災」との差はわずか11票でした。このことは上述の展覧会における学生たちの説明でこの作品の意図を理解し投票してくださった一般の11人の投票差が明暗を分けたのだ、と意味しています。感謝。