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2017.05.16

「音楽×教育×地域のチカラの協奏を促す」社会インパクト評価の報告会6/14開催

「音楽×教育×地域のチカラの協奏を促す」社会インパクト評価の報告会を開催します。

~ みんなでつくる、福島県相馬市・岩手県大槌町の「音楽を通して子どもたちの生きる力を育む事業」 ~

慶應義塾大学SFC研究所 社会イノベーション・ラボ(代表 玉村雅敏)と一般社団法人エル・システマジャパン(代表理事 菊川穣)は、玉村雅敏研究室(担当:落合千華)にて開発した手法をもちいて、2016年度に、音楽×教育×地域のチカラを可視化し、その向上を支援することに取り組みました。

このたび、2017年6月14日19時から、慶應義塾大学三田キャンパスにて、エル・システマジャパンと地域のコラボレーションや、音楽×教育×地域のチカラの可能性、調査活動や社会インパクト評価などについての解説を行います。また、関係者によるトークセッションや、質疑応答の時間も予定しております。音楽、教育、地域活性化、地方創生、社会インパクト評価に興味がある方など、ぜひご参加下さい。

【開催概要】

日時:2017 年 6 月 14 日(水)19 時~21 時(受付開始:18 時半~)

場所:慶應義塾大学三田キャンパス 東館 6 階 G-Lab(東京都港区三田 2-15-45)

プログラム(予定):

・    エル・システマジャパンと地域のコラボ

・    音楽×教育×地域のチカラ

・    声と対話からロジックモデルを創る

・    定量的に課題を把握する

・    政策マーケティング手法の活用

・    関係者によるトークセッション

・    意見交換・質疑応答、今後の展望…

 

【説明会への申込み】

    Webサイトよりお申し込みください  http://si.sfc.keio.ac.jp/elsistema/

 

【参考:背景】

エル・システマジャパンは、東日本大震災後、子どもたちの心のケアを目的に、福島県相馬市・岩手県大槌町で、自治体との協力のもと、音楽教育プログラムを行ってきました。子どもたちの成長が核となり地域がつながり、活動は多くの人を巻き込み広がっています。その実績から、東北の2地域に加えて、長野県駒ケ根市でも「音楽を通して生きる力を育む事業」を開始しました。子どもたちは日々行われる音楽教室を通じ、仲間と一緒に音楽を奏で、他者とのコミュニケーション力や人生を切り開く力を身につけています。
また、年に数回行われる発表会などを通じて、子どもにとどまらない地域の人々にも活力を与えています

慶應義塾大学SFC研究所(社会イノベーション・ラボ、玉村雅敏研究室)では、様々な領域での「社会インパクト評価手法」を開発しています。2016年度には、音楽×教育×地域のチカラを可視化し、その向上を支援することに取り組みました。子どもたちの成長や、地域の人々のつながりに、エル・システマジャパンが音楽を通してどのように寄与しているのか、課題は何かなどについて、インタビューからのロジックモデル作成や定量調査を通じて把握しています。また、そのプロセスを通じて、関係者間の対話が促進され、また、実際にどのような成果があるのかを数値で検証することも可能としています。

   【本発表資料のお問い合わせ先】

慶應義塾大学SFC研究所 社会イノベーション・ラボ
tama-lab@sfc.keio.ac.jp (担当:落合)

【配信元】
慶應義塾大学湘南藤沢事務室学術研究支援担当
kri-pr@sfc.keio.ac.jp
TEL:0466-49-3436
FAX:0466-49-3594