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2017.07.25

SFC研究所ブロックチェーン・ラボほかのグループ、ブロックチェーン技術のオープンな国際産学連携グループ「BASE アライアンス」を設立

ブロックチェーン技術のオープンな国際産学連携グループ

BASEアライアンス 設立のお知らせ

 

慶應義塾大学 SFC 研究所および 東京大学 生産技術研究所 ソシオグローバル情報工学研究センターは、今後の情報システムの技術基盤として期待されるブロックチェーン技術のオープンな国際産学連携グループである、「BASEアライアンス」を設立します。活動開始にあたり、プレス向け説明会を7月24日(月)に開催いたします。ぜひお越しくださいますようお願い申し上げます。

 

■プレス向け説明会のご案内

日時:2017年7月24日(月)13:00-13:30

場所:慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール

アクセス     https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html

https://www.keio.ac.jp/ja/assets/download/maps/mita/map_mita.pdf

キャンパスマップ1の建物1階となります。

 出席者:    松浦 幹太          東京大学 生産技術研究所 教授

     村井 純            慶應義塾大学 環境情報学部 教授

     松尾 真一郎     慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授 / 東京大学 生産技術研究所 リサーチフェロー / MITメディアラボ 所長リエゾン(金融暗号)

     岸上順一         室蘭工業大学大学院 教授 / 慶應義塾大学 訪問教授 / W3Cアドバイザリーボード

     鈴木 茂哉        慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 特任准教授

     林 達也            慶應義塾大学SFC研究所所員 ブロックチェーンラボ 研究員

■ BASEアライアンス 設立趣意

ブロックチェーン技術は、暗号通貨Bitcoinの誕生により生まれ、さまざまなデジタル通貨を生み出すだけでなく、公開された分散型台帳という特性を活かした応用が多様な分野で検討されています。ブロックチェーン技術を基盤として用いるためには、オープンな議論の元、改善されていく必要があります。また、研究開発や実験実証をする場が必要です。

このような見地から、ブロックチェーンの研究を、オープンな議論・研究開発・実証実験により、国際的な産学連携によって推進する事を目的とした、BASEアライアンスを設立いたしました。

BASE という名前は、Blockchain Academic Synergized Environment の頭文字をとったもので、ブロックチェーンの学術研究環境における産学連携のシナジーを意図したものです。

■ 本アライアンスの活動概要

本アライアンスでは、大学の教員・研究者を中心とする学術系のメンバーと、ブロックチェーン技術に興味を持つ企業を中心とする企業会員が、相互に連携しながら、研究開発・実証実験・コミュニティ醸成を推進します。

本アライアンスでは、今後の具体的な活動として、下記の項目を中心に研究活動を実施する予定です。

-       ブロックチェーン技術全般についての研究開発

-       ブロックチェーンを用いたアプリケーションの研究開発

-       既存および実装したブロックチェーン技術を用い、実験実証するテストベットの構築、運用、および、その研究

-       国際的産学連携コミュニティの醸成

これらの活動を中心とし、個別のテーマごとにグループを設置する予定です。

 

また、必要に応じて、各標準化団体とも協調し、相互にフィードバックを行うことにより、世界的な標準化活動への寄与・貢献も進めてまいります。

 

 

プレスリリース全文はこちらからご覧ください。

    【お問い合わせ先】

    慶應義塾大学 村井研究室 ブロックチェーンラボ方BASEアライアンス事務局

    Tel: 0466-49-1100 Fax: 0466-49-1101     E-Mail: kbcl-info@sfc.wide.ad.jp

    【配信元】

    慶應義塾大学 湘南藤沢事務室学術研究支援担当