自動車の自動運転化は、運転の重要な側面に根本的な変化をもたらし、事故の減少と排出ガスの削減を実現すると期待されています。今日すでに運転支援システムは、ドライバーがより安全かつ効率的に目的地に到達するために役立っています。自動運転の実現に向けた取組みの進展に伴い、車載センサーシステム、情報処理システム、制御システムなど多くの複雑な要素からなる運転支援システムの高度化・高性能化が進んでいます。
運転支援システムと自動運転の分野における日独間の協力は着実に拡大しており、2017年3月には、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と日本の安倍晋三首相によってあらためて連携の強化が確認されました。
ドイツ科学・イノベーションフォーラム東京(DWIH東京)と慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムの共同シンポジウムは、自動運転の鍵となる運転支援システムの発展におけるドイツと日本の進捗状況に焦点を当て、日独のベテランおよび若手研究者ならびにその他の専門家が交流し、最先端技術と最新の研究開発動向について意見交換する場を提供します。
本シンポジウムでは、以下のようなテーマが取り上げられます。
- 乗用車向け運転支援システム
- 部分的自動化、高度自動化、完全自動化
- ヒューマン・マシン・インタラクション/シミュレーション
- 地方と都市部における自動運転導入に向けた戦略
本分野にご関心のある研究者、大学・研究所関係者、企業の皆様のご参加をお待ちしております。
【日時】 2017年11月15日(水)
10:30~16:45 (シンポジウム)
17:00~19:00 (レセプション)
【会場】慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール(アクセスマップ)
【主催】ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH東京)【後援】ドイツ宇宙航空研究センター(DLR)
在日ドイツ商工会議所(AHK Japan)
【言語】日本語・英語 同時通訳付
【参加お申込み】お申込みはこちら
*要事前申込み、参加費無料シンポジウム詳細はこちら、プログラム詳細はこちらをご覧ください。
発信元:湘南藤沢事務室 学術研究支援担当