池田ブライアン雅貴さん(総2)が、2017年12月5日、八芳園にて、デフリンピック競技大会入賞者等に係る文部科学大臣表彰を受けました。
池田さんは、2016年に第3回世界ろう者陸上競技選手権大会にて、4×400mリレーを3'17''32の日本ろう者新記録で銀メダルを獲得、今年7月にトルコで開催された第23回夏季デフリンピック競技大会サムスン2017では、4×400mリレー5位入賞など素晴らしい成績を残しました。デフリンピックは、パラリンピックより歴史が古い伝統のある国際的なスポーツの祭典です。
これらの活動や実績が評価され、今回の受賞となりました。また、当日は宮中にて、天皇皇后両陛下に拝謁しました。
2019年にエストニアで行われる世界室内陸上競技選手権大会では、更なる活躍が期待されます。
池田ブライアン雅貴さんのコメント
第23回夏季デフリンピック サムスン大会では、日本代表として、去年の世界選手権の銀メダルを上回る目標であった金メダル獲得は残念ながら果たす事は出来ませんでしたが、決勝の舞台に立ち世界の強豪国と競う事ができ、私にとって大変貴重な経験でした。
この度、これまでの実績が評価され、文部科学大臣表彰に選出されました。さらに皇居にて天皇皇后両陛下の拝謁、天皇陛下よりお言葉と励ましを頂きました。このような大きな賞を頂いたことに、なかなか実感が湧きません。今回、このような機会を与えられたのは、これまでの皆様のご支援のおかげと思っております。今後とも応援宜しくお願いします。