4月の最後の土曜日、晴れ渡ったSFCの空に、相模の大凧が揚がりました。
30名ほどの学生が集まり、湘南藤沢キャンパスの未来創造塾建設予定地(WEST街区)の空き地で、総合政策学部長の号令の元、「夢」とかかれた凧が高らかに揚がりました。
この大凧揚げは、毎年、1年生の必修科目である「総合政策学」「環境情報学」の授業の履修者を中心に、地元遠藤地区の「凧の会」の皆さんの協力を得て、学生の手で揚げるのが春の恒例行事となっています。 今年は、触覚と計測工学を専門とする環境情報学部仲谷正史准教授と音楽身体科学を専門とする同・藤井進也専任講師の協力により、凧に小型録音機とビデオカメラをつけ、上空の凧から見える視界とそこで発生する音を録画、録音しました。日本の伝統文化である凧と先端技術のコラボレーションにより、新しい世界が広がります。この映像と音は、今後授業等に用いられます。
2013年から6年間活躍を続けた大凧「夢」は、月日の流れとともに老朽化したため、次回は新しい凧がお目見えするかも知れません。
SFC事務室学事学生支援担当