植村理さん(政メ博3)が、若手研究者の優れた研究論文を顕彰する第10回石橋湛山新人賞を受賞しました。
石橋湛山新人賞は、平成20年度より、主に人文社会科学系大学院生による、石橋湛山の思想(自由主義・民主主義・国際平和主義)に直接間接的に関わる優秀な研究論文を表彰しています。この賞は、日本が世界的に見て必ずしも最先端にあるとはみられない当該分野における人材育成と研究の深化を支援することを目的として創設されました。
今年度は大変優れた論文が多数寄せられた中、植村さんの論文は課題意識の深さが評価され、受賞に至りました。
受賞論文は、湘南藤沢学会 KEIO SFC JOURNAL - Vol.16 No.2 2016に掲載されています。
植村理さんのコメント
社会人大学院生として、仕事や育児との両立に悩みながらも執筆した最初の論文が受賞したことに驚くとともに、内容で評価される学問の場のスタートラインに立ったと、身の引き締まる思いです。指導教官の中室牧子先生をはじめとする先生方、研究仲間に加え、遠隔講義や図書館のオンラインサービスなど、社会人でも研究ができる慶應義塾の環境にも深く感謝します。これからも、社会人としての観点を生かし、公益につながる研究を深めていきたいです。
発信元:湘南藤沢事務室総務(広報)担当