辻彩子さん(環境情報学部4年)と中田帆静さん(総合政策学部3年)が、2018年8月9日~12日にパナマ共和国パナマ市で行われた第9回IFAFフラッグフットボール世界選手権に日本代表として出場しました。
フラッグフットボールとは、5人制アメリカンフットボールで防具をつけずタックルを禁止とした競技。7人制ラグビーと同様にアメリカンフットボールのオリンピック種目を目指しています。フラッグフットボール世界選手権大会は第1回が2002年にオーストリアで行われて以来、隔年で開催され今年で9回目となりました。塾生が日本代表に選出されたのは今回が初めてです。
今年のパナマ大会においては、日本チームは予選リーグを突破し決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント初戦において、優勝したアメリカと対戦し敗れたものの、7・8位決定戦でデンマークに勝利し、世界7位となりました。
辻さんと中田さんは、女子タッチフットボール・ユニコーンズに所属しています。ユニコーンズは慶應義塾大学で唯一の女子6人制タッチフットボールチームで慶應義塾体育会アメリカンフットボール部のファミリーチームとして、湘南藤沢キャンパス(SFC)や日吉キャンパスを主な活動拠点に活動しています。
なお本大会の日本代表チームには、卒業生の佐藤由樹さん(2013年環境情報学部卒)と牛之濱静香さん(2017年看護医療学部卒)も選出され出場しています。
辻彩子さんコメント
選考結果の通知から約3ヶ月という短い準備時間の中、8月に日本代表としてW杯に出場しました。結果は11チーム中7位という悔しい結果となってしまいましたが、大変貴重な経験をさせて頂きました。世界の壁を肌で体感でき、技術だけでなく精神面でも自分に不足している部分を発見することができました。
一生に一度、あるかないかの経験をさせて下さった周りの皆様に感謝し、この経験を活かして、今後のフットボール生活にも専念していきたいです。
中田帆静さんコメント
我々、女子タッチフットボールチームは26年前から本スポーツの普及と、第1回大会以来の全国大会優勝を目標として活動しています。ここ数年では、フラッグフットボールとの連携を吉川アメフト三田会会長以下推進してきて、今後も更にお互いの普及活動に協力していきたいと考えています。
2028年には、米国のロスアンゼルスで五輪が行われることが決定しました。当五輪で、アメリカンフットボールを競技化するためにも、女子フットボール全体の普及により力を入れていきます。
発信者:湘南藤沢事務室 総務(広報)担当