青山敦研究室所属の坂本嵩さん(環2、登壇者)、小林篤矢さん(環3)、松下佳鈴さん(環2)、清水梨紗さん(環2)が、 電気・電子工学分野における世界最大の学会IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) 主催の国際会議、2019 IEEE 1st Global Conference on Life Sciences and Technologie (LifeTech 2019)にて、IEEE LifeTech 2019 Student Paper Award (3rd Prize)を受賞しました。
頭の中で音をイメージした際の脳波からその音程を読み解く技術に関する研究で、論文は"Decoding Relative Pitch Imagery Using Functional Connectivity: An Electroencephalographic Study"と題し、イメージした音の絶対的な音程に関する脳活動ではなく、文脈の中での相対的な音程変化に関する脳内ネットワークが、音程の解読において重要であることを示した点が評価されました。
LifeTech 2019はライフサイエンス分野における研究者が各国から集まり、システム、デバイス、テクノロジー、プロセス、そしてアプリケーションに関する最新の研究成果を報告、情報共有する場で、3月12~14日に千里ライフサイエンスセンター(大阪)にて開催されました。
坂本嵩さんのコメント
初めての国際学会での発表でしたが、大変名誉な賞をいただき、大変うれしく思います。この研究を共に進めてくださった青山先生、小林さんを始めとする共同発表者の皆さん、そして様々なサポートをしてくださった関係者の皆様のご尽力があって初めて成し得た成果です。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。発表や査読を通じて、多角的な視点からの指摘・コメントを多くいただくことができました。こうしたフィードバックをもとに、更に本研究を発展させていく所存です。
→ 2019 IEEE 1st Global Conference on Life Sciences and Technologie (LifeTech 2019)
発信者:湘南藤沢事務室 総務担当