このたび、環境情報学部教授 中澤仁研究室の政策・メディア研究科三上量弘さん(修士課程1年)がYRP研究開発推進協会(YRP協会) WSN協議会主催 WSN-IoT AWARD2019最優秀賞を受賞しました。
WSN-IoT AWARD2019は、我が国のIoT技術の進歩IoTシステムの発展や活用の拡大等を促すため、特に優れた製品・部品・ソフトウェア・システム、それらの先進的な活用や研究開発、人材育成の取組みなどを表彰する制度で、今回全国から13件の応募があり、厳正なる審査の結果、最優秀賞1件、優秀賞2件、推奨事例4件が表彰されました。5月29日(水)~31日(金)に開催された「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2019 (WTP2019)」にて表彰式、プレゼンテーションが行われ、今後、WSN協議会(ワイヤレススマートユーティリティネットワーク利用促進協議会)の様々な活動を通じて当該事例の普及展開が図られます。
三上さんは「DeepCounter: 深層学習を用いた清掃車収集動画から細粒度のごみ排出量の推定手法の研究開発」と題して発表を行いました。
三上量弘さんコメント
最優秀賞を受賞できたこと、光栄に思います。人口が減少する一方ゴミ処理費用が増加する日本で持続的なゴミ回収業務を実現するため、ゴミ排出量データを取得し利活用することで、業務効率化やゴミ削減を研究では目指しています。前回人工知能学会全国大会で学生奨励賞を頂いた後も研究を推進し、ゴミ検出精度とデータ処理速度を向上と、より大規模な実験での手法の有効性の実証を行いました。今後、藤沢市を走行する清掃車への社会実装と評価、排出量データを住民や回収業者の方々へフィードバックするシステムの開発を行なっていきたいと考えています。受賞にあたり、ご指導頂いた研究室の皆様に感謝申し上げます。
ワイヤレススマートユーティリティネットワーク(WSN)利用促進協議会
発信者:湘南藤沢事務室 総務担当