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ニュース
2021.04.22

キャンパスの安全レベルの変更とオンライン授業への移行について

総合政策学部長 土屋大洋
環境情報学部長 脇田 玲
政策・メディア研究科委員長 加藤文俊
キャンパス事務長 廣田とし子

 感染力の強い変異株が全国に広がり、前回の緊急事態宣言のピークに迫る勢いで感染者数が増加しています。政府は今週後半にも緊急事態宣言の発令を準備しているとの報道もあります。我々はかつてない事態と向き合っているといっても過言ではありません。

 このような事態を受けて、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科では「教育・研究活動を維持するための基本方針」の更新を行い、活動制限を一段階厳しいレベルに引き上げる決定をしました。

 これにより全ての授業は430日までにオンラインに移行します。キャンパスが閉鎖されるわけではなく、メディアセンターや自習室は使うことができます。感染に気をつけて最低限の利用に努めてください。

 政府による緊急事態宣言の発出に先駆けてこのような判断をしたのは、なによりも皆さんの安全を守るためです。慶應義塾での学生の感染者数の報告件数が増えており、また変異株については若者への感染の広がりが確認されています。他キャンパスにくらべ、SFCは通学時間が比較的長く、できるかぎり移動を減らすことも大切です。大きな影響が懸念されるため、いち早く授業のオンライン化への移行を決定しました。

 苦渋の決断ですが、学生の皆さんも高い危機意識をもっていただくとともに、随時始まる授業のオンライン化に向けて各自の準備を進めてください。

 首都圏の感染状況の緩和がみられた時点で、改めてオンキャンパス授業の再開を検討する予定です。

以上