環境情報学部1年の國武悠人さんが一般社団法人 情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会2021年度学生奨励賞を受賞しました。
情報処理学会・ヒューマンコンピュータインタラクション研究会は,情報処理技術や、それに伴う分野における諸課題に取り組む研究者,および実務者のためのコミュニティです。
2009年より開設された「学生奨励賞」は、毎回の研究会における「学生による発表」のうちから、優秀なものが若干数選出され表彰されます。
國武さんは「HMD利用経験の有無がVR空間における落下感覚知覚に与える影響」の発表が評価され、受賞に至りました。
國武悠人さん(環境1年)コメント
このような素晴らしい賞をいただくことができ、大変光栄に思います。この度受賞した研究は高校生時代から実験データを集め、大学入学後に研究報告論文という形式で発表したものとなります。論文は提出直前に青山敦准教授にご指導いただくことができましたが、一人で執筆した論文が外部の研究者からどのような評価を受けるかの不安もありました。そのため、初の単著論文での受賞という結果には正直驚きを隠しきれません。
研究内容としては、VR(HMD)経験の有無と擬似的感覚に関連性が存在するか調べたもので、実験手法の設定や、長期のVR(HMD)経験が人体に及ぼす影響の研究に寄与することが想定されます。
最後に、オンライン上で実験に協力してくださったVRChatユーザーの皆様、実験場所を提供してくださった母校である千葉県立柏の葉高等学校情報理数科に、この場を借りて深く感謝いたします。今後は青山研にて、本研究をより大きな成果につなげるべく研究を推進してまいります。
一般社団法人 情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会
発信者:湘南藤沢事務室 総務担当