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2021.11.12

徳井直生大学院 政策・メディア研究科准教授が大川財団主催 大川出版賞を受賞

徳井直生大学院政策・メディア研究科准教授の著書「創るためのAI―機械と創造性のはてしない物語―」が、公益財団法人大川情報通信基金(大川財団)が情報・通信分野に関する優れた図書を顕彰する大川出版賞を受賞しました。
大川財団は、情報通信分野の顕彰や研究助成等を通じて、同分野の振興・発展を図るとともに、国際的な学術、文化交流を進めていくことを目的としており、顕彰、研究助成、シンポジウムや講演会等を事業としています。
2021年度の大川出版賞は2018年1月1日以降に発刊された図書の中から2点が表彰されました。
徳井准教授がAIの研究者であるとともにこれを用いた芸術活動を幅広く展開しており、AIがもたらす創造性の拡張について、多くの実例や作品をもとにその未来像を明らかにしようとする、大変意欲的な図書であることが評価され、受賞に至りました。

徳井直生 大学院政策・メディア研究科准教授 受賞コメント

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今回このような素晴らしい賞をいただき、心底驚くと同時に大変光栄に思っています。
長らく自分はコンピュータ・サイエンスの本流からは外れた人間だと自認していたのですが、まさにその本流に認められたことで今後の活動への大きな励みになりました。

この本は自分の学生時代からの活動の振り返りであると同時に、SFC着任後の研究会でのプロジェクトや他の先生方(特にXDの皆さん)とのディスカッションから得た視点がベースになっています。賞の審査会でも視点が斬新だとして評価されたと伺いました。「本流」から外れていたからこそ書けた、とてもSFCらしい本だと自分では感じています。

研究会の学生たちや先生方に感謝いたします。ありがとうございました。

公益財団法人 大川情報通信基金

「創るためのAI―機械と創造性のはてしない物語―」書誌(慶應義塾大学KOSMOS)

徳井直生 大学院政策・メディア研究科准教授 教員プロフィール