高校生を対象とした未来構想キャンプが、11月14日(日)にオンラインにて開催されました。
「未来構想キャンプ」は、はじめて出会ったもの同士が多様な知識や知恵を出し合い、未来につながる「実行力」について体験的に考えるための場として企画されました。キャンプに集った仲間たちと、答えの決まっていない問題に向き合いながら、コミュニケーションをとることで、柔軟な発想やヒラメキが生まれます。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、昨年に引き続き、オンラインで開催することになりました。
毎年恒例のおそろいのオリジナルTシャツに加え、オンラインならではのオリジナルバーチャル背景を設定し、遠隔でのワークショップも一体感をもって開催されました。
当日は全国から集まった119名の高校生が6つのワークショップに分かれ、担当教員やSFC生と共にそれぞれが主体的にディスカッションやグループワークに取り組みました。
新型コロナウィルスの感染拡大により、自由にキャンパスに集うことが難しくなったこの2年間を踏まえて、改めて「キャンパスとは何か」を問いかけつつ、各ワークショップそれぞれのテーマで活動を行いました。
各ワークショップでは、オンラインの良さを生かした学習方法とは?インタラクティブな場の創造に大切なことは何か?理想的なキャンパスとは?限られた空間だけによらない広がりのある議論、提案がなされました。
GatherTownという仮想空間に学校を開設したり、各国首脳になりきって外交政策を論じるなど、オンラインのメリットを生かしたワークショップも大変盛り上がりました。
当初は画面越しに緊張していた高校生たちも、自分の考えやアイデアをメンバーに共有したりする中で打ち解け、切磋琢磨しながら作業を進めていきました。
仲間たちと出会い、交流を生みながら、SFCならではのものの見方、考え方に触れ、未来に向かって一歩踏み出す一日になりました。
SFC創設30年記念ウェブサイト 未来構想キャンプアーカイブ
発信者:湘南藤沢事務室 総務担当