このたび環境情報学部准教授 青山敦研究室の國武悠人さん(環境情報学部1年)が一般社団法人情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会のHCI研究会貢献賞を受賞しました。
情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会(以下HCI研究会)は、情報処理技術や、それに伴う分野における諸課題に取り組む研究者,および実務者のためのコミュニティです。
「HCI研究会貢献賞」は同一発表者による発表が1年間(連続5回の研究会の中で,年度をまたいでも良い)に3回以上あった場合で,かつ各発表内容に一定の差分(有意な貢献)が認められれば、3回目の発表を行った年度に「HCI研究会貢献賞」として表彰されます。
國武悠人さん(環1)の受賞コメント
この度は、HCI研究会貢献賞という名誉な賞をいただき、大変光栄に感じております。私は2021年度から継続して、認知科学やVRと法律に関する研究を発表してきました。例えば、VR空間での疑似感覚とHMD利用時間の関係性についての研究や、民事訴訟法228条4項を根拠としたVR空間での署名行為についての研究を発表しています。1年の間に複数の研究を実施できたのは、日頃から支えてくださった皆様のおかげとしか言いようがありません。温かい指導をしてくださった青山研の方々、実験に協力してくださったVRChat・NeosVR在住の皆様、一部共著のNPO法人バーチャルライツ法務課の方、実験の気付きと日々のVR生活をサポートしてくださったフレンド・お砂糖の方にも感謝申し上げます。来年度も継続して青山研にてVRに関する研究をしていきたいと考えております。
一般社団法人 情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会
発信元:湘南藤沢事務室 総務担当