慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスは、2030年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げるとともに、「自然エネルギー大学リーグ」に加盟しました。
このことは、2022年11 月20日に SFCで開催された研究活動成果を公開するイベント「オープンリサーチフォーラム(ORF)」のセッション「SFCで取り組むカーボンニュートラル」において、一ノ瀬友博環境情報学部長から発表されました。
一ノ瀬学部長は、「カーボンニュートラルは、気候変動のみならず、生物多様性や資源循環といった環境問題とも密接に関係しており、統合的なアプローチが求められている。その過程では、キャンパスに関わるあらゆる人々を巻き込こんで、議論を活発化させ、より良いキャンパスづくりも同時に達成していきたい。」と抱負を述べました。
また、同セッションでは、大学公認の福利厚生団体である湘南自治会との共催により、「サステナブルなキャンパスづくりは、どのようにして達成すべきか?」をテーマに、学生パネリストを交えたパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションでは、サステナブルなキャンパスの創造は、キャンパスに関わる人々の心身の健康や利便性の向上、地域との交流など、ステークホルダーの幸福や満足を向上させるようなアプローチの選択が重要であり、そのためには、教職員と学生を含め、多様なステークホルダーが参画する議論の場の形成が必要であることなどが話し合われました。
参考:プレスリリース
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2022/11/22/28-133585/