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2023.06.02

國武悠人さん(環3)の論文がSTI Forum 2023で採択

新保史生研究室所属の國武悠人さん(環境情報学部3年)の論文が、8th Multi-stakeholder Forum on Science, Technology and Innovation for the Sustainable Development Goalsで採択されました。

8th Multi-stakeholder Forum on Science, Technology and Innovation for the Sustainable Development Goals (STI Forum 2023) は、国際連合経済社会局が主催する、持続可能な開発目標(SDGs)と科学技術との関係を討議するための政策会議であり、8回目を迎える今年は、以下の3つをテーマとした Science-Policy Briefs の募集が行われました。

(a) Rapidly emerging frontier technologies and emerging science issues and sustainable development
(b) Lessons for improving the science-policy-society interfaces
(c) Review of progress in science, technology and innovation, and looking ahead to 2030 and beyond

査読を兼ねる審査は国連機関間タスクチーム及び国連事務総長から任命された10名の専門家によって行われ、2023年度は多数の応募の中から約100件が採択されています。採択された Science-Policy Briefs は国連の政策検討に活用され、7月に開催されるハイレベル政治フォーラムと9月のSDGsサミットに科学者、エンジニア、イノベーターの視点として提供されます。

國武悠人さんの論文、"The Potential of Virtual Reality for the SDGs: Infrastructure Development through Content and Cultural Policies"はバーチャルリアリティーとSDGsの相互作用について、文化・コンテンツ政策の視点から研究が行われており、その研究・政策的意義から採択が決定されました。

【採択論文】

"The Potential of Virtual Reality for the SDGs: Infrastructure Development through Content and Cultural Policies"
Yuto Kunitake

國武悠人さんのコメント

国際連合の政策会議にこのような形で自著が採択されたことを大変光栄に思います。また、VR空間の多様性あふれるコンテンツ文化がSDGs促進に寄与するという報告に、研究・政策的意義を見出していただいたことも嬉しく思います。引き続き、国際的な視点を持ちつつ研究活動に勤しんでいこうと思います。

8th Multi-stakeholder Forum[SCIENCE-POLICY BRIEFS]
Yuto Kunitake, The Potential of Virtual Reality for the SDGs: Infrastructure Development through Content and Cultural Policies, NPO Virtual Rights, Japan
新保史生 総合政策学部 教授 教員プロフィール

発信元:湘南藤沢事務室 総務担当