青山敦研究室所属の小浦真理恵さん(政策・メディア研究科博士課程1年)が第62回日本生体医工学会大会で「コニカミノルタ科学技術振興財団・日本生体医工学会大会奨励賞」を受賞しました。
公益社団法人日本生体医工学会は、生物学における電子工学、機械工学などの方法、および工学における医学、生物学的知見の応用に関する研究の発展、知識の交流および社会における事業の振興を目的とする、生体医工学分野における国内最大の学会です。
第62回日本生体医工学会大会は、「AI時代の生体医工学」を大会テーマとし、2023年5月18~20日に名古屋国際会議場にて開催されました。数多くの発表がある中、小浦真理恵さんらの発表は、独創的な実験パラダイムを用いて視覚が味覚に及ぼす影響の脳内メカニズムの一端を示した点が高く評価され、コニカミノルタ科学技術振興財団・日本生体医工学会大会奨励賞を受賞しました。
【受賞発表】
「脳波を用いた視覚情報による味知覚変調メカニズムの検討」小浦 真理恵,青山 敦
小浦真理恵さんのコメント
非常に光栄です。熱心にご指導いただいた青山先生にはもちろんのこと、助言やコメントを下さった研究室のメンバー、コロナ禍で様々な制限がある中、脳波計測に協力して下さった方々に感謝しております。
研究においては、日本人に馴染みのある3種の「お茶」を題材とし、脳波解析によって「実際のお茶の色」、「一人一人が持つお茶の概念に基づく色」と「お茶の味」の比較を行いました。また、ポスター作成においては、分かりやすさとビジュアルに拘りました。これらが評価されて、とても嬉しいです。学会内で議論した内容を大切にし、次の成果に繋げていきたいと思います。
第62回日本生体医工学会大会
青山敦研究室
青山敦 環境情報学部 准教授 教員プロフィール
発信元:湘南藤沢事務室 総務担当