「未来構想キャンプ」を、今回は湘南藤沢キャンパス(SFC)・長崎県・鳥取県で開催しました。
主に高校1、2年生を対象とし、SFC会場では8月3日(木)(滞在型ワークショップは8月2日(水)から1泊2日)、長崎県では8月2日(水)から1泊2日、鳥取県では8月2日(水)から2泊3日で行われました。
今年で13回目を迎えた「未来構想キャンプ」は、はじめて出会ったもの同士が多様な知識や知恵を出し合い、未来につながる「実行力」について体験的に考えるための場として企画されました。キャンプに集った仲間たちと、答えの決まっていない問題に向き合いながら、コミュニケーションをとることで、柔軟な発想やヒラメキが生まれます。
SFC会場では、全国から集まった総勢89名の高校生が4つのワークショップに分かれ、担当教員やSFC生と共にそれぞれが主体的に制作活動やディスカッションに取り組みました。朝のガイダンスでは、どこかぎこちなかった高校生たちも、猛暑に負けない熱い議論を交わしたり、知力・体力、持てる最大限の力を発揮して制作に取り組んだり、自分の考えやアイデアを仲間たちと共有したりする中で打ち解け、切磋琢磨しました。
キャンパス外の2会場では、それぞれの地域の方々のご協力を得て、"フィールド"を活かしたワークショップが開催されました。坂のまちとしても知られる長崎県では、傾斜地にある空き家を利活用した場を訪問し、実現可能な、かつ高校生らしいユニークな視点をいかした地域の課題解決のための実践知の創造に挑みました。鳥取県日南では、XRとロボティクスにおける最新技術を駆使した新しい街のプラットフォームを、鳥取県内の特定地域をモデルケースに構築しました。
いずれの会場でも、仲間たちと出会い、交流を生みながら、SFCならではのものの見方、考え方に触れ、未来に向かって一歩踏み出す一日になりました。
各ワークショップの模様
(撮影:岸 剛史ほか)
鳥取WSダイジェストムービー
(参考リンク)SFC未来構想キャンプ
発信者:湘南藤沢事務室 総務担当