環境情報学部教授 増井俊之研究室所属の今井善太郎さん(総合政策学部2年)らのプロジェクトが、大学SDGs ACTION! AWARDS 2023で「自治体〈熊本県山都町〉賞」を受賞しました。
大学SDGs ACTION! AWARDS 2023は、若い世代の社会課題解決のための活動や日頃の研究に基づいた独創的な企画やアイデアを募り表彰する、2018年に創設された朝日新聞社主催のアワードです。今回は99組の学生団体や個人から応募があり、ファイナリストとして採択された12組が、最終選考会でプレゼンテーションを行いました。
今井さんらは、対話を重視したオンラインでの絵本の読み聞かせを通じ、子どもの言語力や思考、コミュニケーションといった力を育む「YOMY!」アプリを開発。多様性や新たな価値観を反映した絵本を出したいクリエーターたちのプラットフォームとしても機能する点が高く評価され、自治体賞を受賞しました。
また、同プロジェクトは、アウトプットの促進を目的としたエンジニアを目指す学生のためのピッチコンテストである技育展でも「最優秀賞」を受賞しました。
受賞プロジェクト
子どもたちの対話力を育む「オンライン 読み聞かせ YOMY!」
今井善太郎(総合政策学部2年)、安田莉子(理工学部4年)
今井善太郎さんのコメント
サービスを始めてから、絵本は本当に奥が深くて子どもたちの世界を広げてくれるものだと実感しています。増井研究室ではUX・UIという文脈で絵本という昔ながらのメディアを子どもたちに届ける新しい方法を模索しています。
「子どもたちを中心に、関わる全ての人が自分を表現できる社会をつくる」というビジョンを目指して、今後もがんばりたいと思います。また受賞にあたり、本作品のご指導をいただいた研究室の皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
【WEB採録】大学SDGs ACTION! AWARDS 2023
技育展「コミュニケーション部門」最優秀賞
増井俊之研究室
発信元:湘南藤沢事務室 総務担当