SFC研究所 後方散乱通信研究コンソーシアム(代表:三次仁 環境情報学部教授)が開発する「同期・マルチチャネル バッテリフリー無線センシングシステム」がCEATEC AWARD 2024で「ネクストジェネレーション部門賞」を受賞しました。
CEATEC(Combined Exhibition of Advanced TEChnologies)は一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が開催する日本最大規模の電子通信機器・サービスなどに関する総合展示会で、第25回である今年は、10月15日から18日まで幕張メッセで開催されます。昨年の出展社は684社/団体、来場者は約89000人でした。
CEATEC AWARD 2024では、出展を書類審査と面談の二段階で審査され、10月10日に東京會舘においてメディア関係者100名を集めて、記者会見と報道向けデモ展示が実施されました。
後方散乱通信研究コンソーシアムは、CEATEC 2024で受賞システムの動態展示およびピッチトークを行います。
受賞システム
同期・マルチチャネル バッテリフリー無線センシングシステム慶應義塾大学後方散乱通信研究コンソーシアム
後方散乱通信研究コンソーシアム代表 三次仁教授のコメント
後方散乱通信研究コンソは、バッテリ不要の無線通信システムの研究開発を目的として2019年に発足し、国プロ等を獲得して研究開発を推進しながら、企業等15社と協力して、実用化開発や実証実験、国際標準化を進めています。この4年間で無線チップやソフトウェア無線による送受信器を開発し、様々な実証実験を推進していることや、ISOでの国際標準化活動が今回の受賞につながったと思います。難しい開発を進めていただいたコンソメンバのご尽力に感謝いたします。 今後さらに、技術レベルを高め、実用化と国際標準を推進する所存です。
CEATEC AWARD 2024「ネクストジェネレーション部門賞」
SFC研究所「後方散乱通信研究コンソーシアム」
三次仁 環境情報学部教授 教員プロフィール
発信元:湘南藤沢事務室 総務担当