SFC生のグループがPasskeys Hackathon Tokyoで「Grand Winner」を受賞しました。
「Passkeys Hackathon Tokyo」は革新的な認証技術であるPasskeyをテーマにしたハッカソンで、Google 合同会社主催、FIDO Alliance協力のもと、2024年6月21日に開催されました。25の異なる大学や企業から約200人が参加し、認証プロセスのセキュリティと利便性を向上させることを目的とした画期的なソリューションを提案しました。
SFC生のグループ「Keio University SFC-RG pkLock team」は、IoTデバイスとパスキーを組み合わせるという課題に取り組みました。 IoTにおけるパスキー活用の新たなユースケースの提案、未解決の課題に対するパスキーを活用した解決策の提示、制限時間内での開発、最終プレゼンでのデモの成功など、プレゼン、開発、デモのすべてにおいて高い完成度を示したことが評価され、Grand Winnerを受賞しました。
【Grand Winner】
「pklock」
Keio University SFC-RG pkLock team
◆SFC-RG d-hacks
小田 崇礼(環境情報学部3年)
岡田 環(環境情報学部3年)
◆SFC-RG Delight
竹村 太希(環境情報学部4年)
本多 拓翔(環境情報学部3年)
曽我 悠真(環境情報学部3年)
伊藤 有汰(環境情報学部3年)
口石 祐大(総合政策学部2年)
※SFC-RG d-hacks、SFC-RG delightはそれぞれ、「SFC-RG(村井・中村・楠本・高汐・バンミーター・植原・三次・中澤・手塚・大越 合同研究プロジェクト)」の研究グループの名称です。
受賞者のコメント
研究室内での一つの取り組みとして、今回 pkLock での活動が認められたことはとても光栄です。パスキーはこれまでのID・パスワード方式の課題を解決する全く新しい認証方式です。これからも、皆さんにさらに使ってもらえるよう、利便性なども含めた多角的な視点からの課題を解消すべく研究・開発活動に邁進してまいります。(Delight一同)
プログラムだけでなく、IoT機器という「モノ」を開発した中で、ハッカソン本番で絶対に動かさなければならないという緊張感の中、無事に動作したときの安堵感は忘れられません。メンバーで課題を解決し続けた努力がこのように報われて本当に嬉しく思います。SFCのORFでも展示を行う予定ですので、現物を見ていただけると嬉しいです。(d-hacks 岡田環さん)
パスキーハッカソンで最優秀賞を受賞でき、大変光栄です。私たちのチームは、パスキーとIoTデバイスを組み合わせ、民泊施設での鍵の受け渡しの手間を解消するスマートロックを開発しました。特にデザインや使い勝手にこだわり、実際の民泊施設で使いたくなるような製品を目指しました。デモでは、ミニチュアドアを作って鍵の解除を実演し、多くの方に興味を持っていただけたので嬉しかったです。(d-hacks 小田崇礼さん)
Passkeys Hackathon Tokyo: A Showcase of Innovation and Excellence
[Public] Passkeys Hackathon Tokyo event report
SFC-RG
慶應義塾大学 SFC 中村合同研究会 Delight グループ
d-hacks
発信元:湘南藤沢事務室 総務担当