環境情報学部教授 植原啓介研究会、環境情報学部 手塚悟研究会所属の光澤加偉さん(環境情報学部4年)が筆頭著者を務める論文が、コンピュータセキュリティシンポジウム2024(CSS 2024)で、「CSS2024奨励賞」「OWS2024研究賞」の二つの賞を受賞しました。
一般社団法人 情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会(CSEC)が主催するCSSは、コンピュータセキュリティの基礎理論、通信プロトコル、コンピュータアーキテクチャ、オペレーティングシステム、アプリケーション、応用事例、管理運用、心理学・社会科学的考察など幅広いセキュリティ領域を対象とするセッションおよび議論の対象を絞り込んだ7つのワークショップを合同開催しており、本シンポジウムを通じて産官学の協働や連携を促進する場となっています。CSS 2024は、2024年10月22日(火)~25日(金)に、神戸国際会議場で開催されました。
CSS奨励賞は、評価者の評価、新規性の評価が高かったものを今後への期待や激励の意味を込めて表彰するものです。また、OWS研究賞は、OWSセッションにおける発表論文のうち、論文としての新規性と信頼性に加え、特に実用性の高さとOSSコミュニティへの貢献が高いと評価された論文を表彰します。
受賞論文
OSS利用者の意思決定を支援するソースコード開発におけるセキュリティリスクの定義と可視化光澤 加偉, 近藤 賢郎(北海道大学 情報基盤センター), Korry Luke, 甲斐 賢, 手塚 悟
光澤加偉さんのコメント
自らが筆頭著者を務めた論文がコンピュータセキュリティシンポジウム2024にてCSS 2024奨励賞とOWS2024研究賞の二つの賞を受賞できたこと、大変光栄に思います。この成果は、日頃からご指導頂いている近藤先生や甲斐先生、Korryさん、手塚先生をはじめ、研究に携わった全ての方々のご支援のおかげです。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
本発表では、ソースコード開発におけるセキュリティリスクの定義とその可視化手法について提案いたしました。引き続き研究に邁進し、サイバーセキュリティの発展に貢献できるよう努力して参ります。
コンピュータセキュリティシンポジウム2024(CSS 2024)論文賞受賞者
OSSセキュリティ技術ワークショップ(OWS) 2024
SFC-RG
Digital Trust(手塚悟研究会)
発信元:湘南藤沢事務室 総務担当